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どうして矯正治療が必要なのですか?
歯並びや噛み合わせが悪いと不都合なことや気になることがいろいろと起こります。こうした問題を解決するために必要なのが、矯正治療なのです。
歯並びや噛み合わせによる生理的な問題
咀しゃく障害 ...食べにくい 前歯で噛み切れない
発音障害 ...話しにくい 滑舌が悪い 聞きとられにくい
歯科疾患 ...むし歯・歯周病になりやすい
歯槽骨・顎骨の成長への悪影響 ...あごの成長に悪影響
口腔外傷や歯根吸収の誘因 ...前歯がぶつかる 唇や頬をよく噛む 唇が閉じづらい 飲み込みにくい
顎関節障害
見た目の問題
歯がでこぼこ
歯並びが悪い
あごが出ている(しゃくれている)
歯が出ている(出っ歯・受け口)
口元が出ている
顔が曲がっている
歯並びの悪さは見た目が気になることも多く出てきます。矯正治療を受けられる方の多くは、何らかの見た目の問題を感じています。歯並びそのものの他にも、口元や顔の輪郭が気になる方も多くいます。
毎日の生活を心身共に健康で快適に過ごすために、歯並びや噛み合わせを改善して、こうした問題を解決していくことは、大きな意味があるのではないでしょうか。
どんな仕組みで歯が動くのですか?
歯は、歯を支える骨の吸収と造骨という現象で動きます。
装置を着けると、金属の断線が歯に弱い力を加え、歯根膜を圧迫します。すると力の加わった側に造骨細胞が出てきて、新しい骨ができてきます。力の加わる方向の骨に破骨細胞が出てきて、骨を吸収します。そして、歯は力の加わる方向に移動するというのが基本原理です。
費用はどのくらいになりますか?
矯正治療は、原則として健康保険が効かず、特殊な治療※を除いて、自費負担になります。症状にもよりますが、一般的には総額50〜130万円ぐらいになります。クレジットカードなどの支払い方法もご用意していますのでご相談ください。
※特殊な治療の例
外科矯正手術を併用する顎変形症の歯列矯正治療等には健康保険が適応される場合があります。
歯を抜かなければ、治療ができないのでしょうか。
お口の状態や目指す治療目標によりますが、歯とあごの大きさの不調和が著しい場合などは抜歯が必要となります。この場合も乳歯から永久歯に変わる頃やあごの成長が旺盛な時期の様子を見ながら、矯正治療を行います。
むし歯や歯周病にかかっていても、矯正できますか。
矯正治療の前に歯の精密検査を実施し、むし歯や歯周病がある場合は、先に必要な治療をすませてから矯正治療を行います。
食事や歯みがきは、普通と同じでよいのでしょうか。
矯正装置によっても多少の違いはありますが、普通の食事であれば問題はありません。歯みがきは、装置を着けているので工夫が必要です。装置に合わせたみがき方の指導を行いますので、早めにそれをマスターしてください。
矯正治療が成功するポイントは、どこにありますか。
矯正治療は長い治療期間を必要とします。患者様と矯正歯科医師が協力体制と信頼関係を保ちながら、途中であきらめないよう頑張ることが必要です。また、特にお子さんの場合は、ご本人だけでなくご家族の応援や協力も大切なポイントとなります。
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