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いつから矯正治療を始めればよいですか?

子どもの矯正治療は乳歯列期から始めることもありますが、それほど多くはありません。前歯が永久歯に生えかわる7〜9才から始めるのが一般的です。

それは、受け口や出っ歯などの噛み合わせの異常はこの時期以降に自然に治ることはほとんどなく、むしろ顕著になってくるからです。またこの時期には、これから生えてくる永久歯の大きさが予測できるので、歯並びの問題がどれくらい起こるかが分かるのです。

治療開始時期は症状によって異なります。お子さんの噛み合わせや歯並びの悪さが気になったら、ぜひご相談ください。

子どもの矯正の利点を教えてください

●子どもの矯正治療のメリットは?
・あごの成長を利用して、その位置や大きさを治すことができる
・永久歯への生え替わりを利用できる
・奥歯を後ろに動かして歯の生えるスペースを作ることができる
・いろいろな種類の装置が利用できる
・装置を使う時間が確保しやすい
・矯正治療のための永久歯の抜歯を少なくすることができる

●デメリットは?
・治療を受ける本人の自覚が低いことがある
・中学生以降まで続くことがあるので治療期間が長くなる

などです。

メリットもデメリットもあるので、お子さんの意向を聞きながら、じっくりと話し合ってください。ご相談にはいつでも応じさせていただきます。

子どもの矯正ではどのような装置を使うのですか?

よく使われるマルチブラケット装置とは別に、あごの成長を利用してその位置や大きさを治すための装置、そして数本の歯を動かすための簡単な装置などが使われます。

●チンキャップ
チンキャップは300〜500グラム程度のゴムの力を用いて、下顎が前方へ成長するのを押さえる装置です。頭にはキャップと呼ばれる帽子をかぶり、下顎には顎当てを着け、それを大きな輪ゴムで引っ張ります。

あごの関節は口を開閉する回転の中心であり、また成長の場でもあります。引く方向はちょうどこの顎の関節の方向になるように使います。頭に着ける装置ですので、寝ているときや勉強している時など家にいる時間に使います。

●上顎前方牽引装置
上顎前方装置は、100〜150グラム程度の小さな輪ゴムを使って上顎が前方に成長するのを促すのと同時に、下顎の成長を抑える装置です。顔にフェイスマスクという装置を当て、口の中にはリンガルアーチを着けて輪ゴムをかけます。チンキャップと同じく家庭にいる時間に使います。

●ヘッドギアー
ヘッドギアーは300〜500グラムの力を使って、上顎が前方に成長するのを押さえたり、上の歯並びを後ろに動かすための装置です。上の奥歯にチューブを装着し、そこにフェイスボウと呼ばれるワイヤーを挿入します。このフェィスボウを首の後ろにかけるゴム製のバンドでひっぱります。この装置も家庭で用います。

●側方拡大装置
エクスパンションスクリューと呼ばれるネジを、奥歯に着けたバンドに繋げて上顎の真ん中に固定します。このネジを回転させる(1日に1、2回)ことによって少しずつネジを横に広げ、顎を大きくします。

上顎は左右1対の2つの骨からできていて、右と左の骨は縫合というもので結合しており、子どもではわずかにすき間があります。そのため、ネジの力で左右の骨をゆっくりと離開させることができます。拡大したあと3〜4ヶ月、そのままにしておくと新しく骨ができてきます。

●リンガルアーチ
歯の裏側に細いワイヤーを沿わせ、奥歯に着けたバンドで固定します。これにさらに細いワイヤー(弾線)をろう着して、その弾力で歯を動かします。装置の構造が簡単なため、すぐに慣れ、清掃が容易であることがメリットです。

矯正装置を着けたままスポーツや楽器の演奏はできますか?

ある程度のスポーツや楽器の演奏はできますが、注意が必要な場合があります。例えばトランペットのように唇にマウスピースを押しつけるタイプの楽器は、歯の表側に矯正装置が着いていると唇が当たって痛むことがあります。

またスポーツでは口元に相手の腕や足が当たることがある格闘技に注意が必要です。こうした場合は、装置をガードする歯科用マウスピースを使って対応することができますので、治療前にご相談ください。

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